よし、バックパックを背負って放浪の旅に出よう、
そう決意したみなさん、おめでとうございます。
その先には予想もつかないような新しい世界が待っています。
それはあなたの人生に彩りを加えることは間違いありません。
私が断言いたします。
しかし、バックパック旅は日常生活とはかけ離れた生活が続きます。
冒険心をくすぐられる一方で、少しでもストレスを減らして快適に過ごしたい、
と思うのが人の性というものですよね。
そこで、バックパック旅から丸5年世界を渡り歩いている私が、
これがあったらとっても便利!という物を順にご紹介していきたいと思います
これから旅を始める皆さんの参考になれば幸いです。
ポータブル充電器、懐中電灯付のもの
スマホやタブレットを持ち歩く人も多いでしょうから、今のご時世ポータブル充電器は欠かせないですよね。
懐中電灯は別で買う人もいるようですが、私は充電器にLEDライトが付いたものを買いました。これが意外と大助かり!
スマホに懐中電灯の機能がついているので懐中電灯自体の自体はそう多くないのですが、
ポータブル充電器に付いていることで便利だった!
という場面はわりとありました。
スマホの充電は節約しておきたい場面もありますし、
スマホを弄りながら作業したいときなどに役立ちました。
個人的な意見ですがヘッドライトは持っていません。
いつもこの懐中電灯付き充電器でまかなっています。
ヘッドライトは両手が開くので山登りなどは重宝するかもしれませんが、
そのために荷物を増やさなくてもいいかなと思い
私はこの懐中電灯充電器を片手に登っていました。
私はORIPOWというメーカーのものを使っていますが、現在廃盤のようです…
パワフルなLEDが好きだったので残念ですが、
今から私が買うとしたらこの辺りでしょうか。
全世界対応プラグ
これはバックパッカーには常識すぎてここに連ねるまでもないのかもしれませんが、
これがないと本当に何もできなくなります。
カスタム型とボックス型があるのですが
個人的にはカスタム型がかさばらなくておすすめです。
先日ずっと使っていたカスタム型を紛失してしまい
海外では同じものが見つけられずボックス型を買ったのですが、
やはり少しかさばるのがネックですね。
延長コード
宿によっては自分のベットからプラグの位置が遠かったり、
ということはざらにあります。
スマホを充電するにも自分の目の届くところでしておきたいですよね。
延長コードはどこに行ってもかなり重宝します。
少しかさばるのですが、ストレスを考えれば
私は持っていた方がいいという結論です。
私はカメラを含め充電するものが多いので、
プラグが3口あるものを使っています。
エコバック
近年日本でも浸透してきているエコバックですが
欧米などではそもそもプラスチックの袋を廃止しているところも少なくありません。
レジに並んでレジ袋が出てくるのを黙って待っていても、
何も起こらず、流れるように次の人の会計が始まっていきます。
もちろんそういったところは有料で袋を買うことができますが
エコバックは一つ持っていると非常に便利です。
私はキーホルダータイプになっているものを
セカンドバックに常にぶら下げています。
スーパー以外でもちょっとしたものを入れたいときに役立ったりします。
このような感じですね。
袋のカバー自体にカラビナが付いてると便利です。
また個人的な使い方なのですが、
数日洗濯をサボってしまったとき
エコバックに洗濯物を放り込んで洗面台でモミモミ手洗いしています。
洗濯物は毎日シャワーする時に一緒に洗うのが鉄則なんですが
洗い物が多いときはこれが楽チンです。
あとで洗濯物と一緒に乾かします。
こういったものもありますが
サブバックはきちんと頑丈なものを買い
これは買うとしても本当にサブのサブ
エコバックの上等品という位置付けで買った方がいいと思います。
鍵
100円ショップに売っているもので十分です。
バックパックに保護用につけたり、
ホステルによってはロッカーがあるところもありますが
ほとんどの場合鍵は自前になります。
デポジットで貸してもらえたりもするのですが
現地のお金をすぐ持っているとも限りませんので
キーホルダー感覚でひとつふたつつけておくのがおすすめです。
ダイヤル式がいいでしょう。
私はさらにこの自転車用の鍵を持っていて
どうしてもバックパックをおいていかなければならないとき
(ひとり旅ではトイレに行くのも大変です)
に柱やベンチにくくっていきます。
ベビーオイル
これは特に女子におすすめしたい持ち物です
。乾燥が気になるときの保湿、
メイクを落としの代用としても利用しています。
髪の毛につけて艶を出す、といった使い方もできます。
本来は赤ちゃんにつかうものですので、
乾燥しているところには基本的にどこにでも代用できるという優れものです。
日本で買っていかなくても、
世界各地で見つけることができると思います。
これ一つでメイク落とし、ボディクリーム、ヘアオイル
を持たなくても大丈夫です。
個人的にはワセリンより使い勝手が良いと思います。
大判ストール
これはどこにいっても大助かり!
女子のみならず超おすすめです。
基本的にはマフラーとしてつかっていますが、
ドミトリーでの目隠しにもなりますし、
水着を着るような場面でもワンピースのように巻いて使うことができます。
冬用の厚いものでなく、薄手でしっかりとしたものを選ぶといいと思います。
タイやベトナムなどへ序盤に立ち寄る機会があれば、
そこでゲットするのもおすすめです。
安く手に入りますし、旅の思い出にもなります。
おすだけベープ
暑い地域でのテントや車中泊では欠かせないアイテムです。
これがないと、不毛な夜を過ごすことになります。
海外ではなかなか手に入らないので必ず日本で買っていきましょう。
ワンプッシュでポトポトと蚊が落ちるので威力は絶大。
快適に寝ることができます。
これでハエも結構弱るので、
ブンブンとうるさかったらすかさずプッシュ。
弱ったところを仕留めます。
機内持ち込みができるか心配されるところですが
ジップロックへ入れて持ち込めるようです。
証明写真サイズいろいろ
国によってはアライバルでビザを申請しなければならないこともあります。
その際に当然のように写真を要求してきます。
スピード写真がおいてあることもありますが、
細々とした出費になりますしそもそも置いていないところもあります。
そんなに写真のクオリティは気にしないことが多いので
白背景でスマホなどで撮影し、
コンビニで色々なサイズでプリントしていくことをおすすめします。
国際免許
私は日本を出るまでペーパードライバーで
路肩への止まり方もわからないような有様でしたが、
オーストラリアで中古車を買い、脱ペーパードライバーしました。
海外で運転するなんて何があるかわからないし、危ない。
そう感じる方もいるかもしれませんが、
車があれば行動範囲はグッと広がりますので、
レンタカーでも中古車でも、
できる限り車が使えるところは使ってもいいのかなという印象です。
出発前に各自治体の警察署、免許センターで取得することをおすすめします。
費用はだいたい2500円程度だと思います。
MT免許
これは番外編ですが、
世界を旅したいのであれば免許はMTで取っておいて損はない、と思います。
日本ではもう見かけなくなったMT車ですが、
世界を見渡せばまだまだ現役のMT車を見つけることができます。
レンタカーにせよ、中古車にせよ、MT免許であれば選択肢はかなり広がります。
イースター島を車で回った時も、
MT車の方が値段が安くそちらをチョイスしました。
他にMT免許を持っている人がいなかったので私が運転することになりました。ナミビアでレンタカーを借りた時も、
AT車がよければ3日ほど待たなければならないということでしたが、
幸いメンバー全員がMT免許持ちであったため
スケジュール通り出発することができました。
運良く運転できるメンバーを見つけられれば必要ないのですが、選択肢を広げるためには有効だと思います。
いかがだったでしょうか。
移動が大変なバックパック旅の荷物はなるべく減らしたいのが本音ですが、
ここだけはケチらず持ってほしい!
というものを集めてみました。
実際に旅を始めてみると自分のいらないものが見えてくるので、
その都度改良していくのも楽しいですね。
みなさんの旅が良きものになりますように、楽しんでいってらっしゃい!