巷ではアメリカからキューバへの入国が制限されているとの噂です。

https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/oshirase/2017/November-22.html

上記はニューヨーク大使館のページですが
なんでも政府が定める目的事項へ当てはならなければならず、観光目的での入国はできないとか。入国するには大使館に書類を提出しビザを発行してもらわなければならないとのことです。

この規定があることによって、キューバへの渡航はメキシコか、もしくはカナダ経由で行ったほうがいい、と言うような意見もあります。

それは間違いなくそうだと思います。規定がある以上、入国を拒否されても文句は言えません。リスクマネジメントをするなら経由地を変える選択もあります。しかしそうはいかないことも、たまに、ありますよね?

本当にアメリカからキューバへ旅行することはできないのか?

試しにやってみたので、ご参考になればと思います。

結論を言うと、問題なく入国できました。2019年6月1日の時点です。

私はデルタ航空でニューヨーク→マイアミ→ハバナとフライトを取りました。

予約の段階では先ほどの噂の通り、入国が制限されている旨、渡航目的のチェック欄があります。そこにはHolidayやVacationといった娯楽目的のものはありません。

17個ほど渡航理由の選択肢がありましたが「キューバ国民の支援」と言う項目にチェックを入れて進みました。

ボランティアではありませんが、観光をしてお金を落とし経済を回すことが、ひいてはキューバ国民の支援になると言う屁理屈の元に。

これ以外には予約の段階では目立ったことはありませんでした。

渡航条件に保険に加入していること、と言うものがありましたので

保険にも入っておきました。アメリカの保険はダメらしいですので他の国のもので。

出発前日にデルタ航空からWEBチェックインのメールが届きましたが、ページに飛んでみるとキューバ行きのフライトはカウンターかKioskでないとテェックインできませんとエラーが出ました。

不安を煽られましたが辛抱して翌日JFK空港へ。

まずはKioskでチェックインを試みます。

パスポートをスキャンするとフライト情報が表示され、次にビザ代の支払いを要求されます。50USD。なかなか高いですね、、、ツーリストカード代は場所によって値段が違うようなのですが、デルタ航空はこのお値段。実は3年前にもカンクンからハバナへ飛んだことがあるのですが、もっと安かった記憶があります。
現金での支払いはできないようなのでカードで。ビザ代を払ったらbaggageの代金を払って進みます。23キロまで30USD。それ以上はプラス100USD取られます。

ニューヨークではツーリストカードをくれなかったのですが、マイアミの乗り継ぎ待ちの時に呼ばれてもらえました。すでにお金は支払っているので追加でお金を払うことはなく、もらえました。レシートを持っておくといいと思います。(私はパスポートに挟んでいたらなぜかカウンターで取られてしまいましたので、職員に渡してはダメです、捨てられます笑)実際なくてももらえましたが、同行の友人が領収書をキープしていたので話がスムーズでした。

あっけなくことは済みました。実際これ以上のことはありませんでした。

保険の提示も要求されませんでした。

それどころか同じ飛行機に乗っている面々は、皆々こぞってVacationに行きますよ、といった出で立ちでございました。マイアミで搭乗チェックしてくれた職員さんに至っては、キューバにバケーションかい?楽しんでね!とさえ言ってくれました。規制とは。。

と入国に関して諸説あるキューバですが、ハバナの街並みやクラシックカーはとても絵になりますし、カリスマ性溢れるチェ・ゲバラにかぶれてキューバ革命に思いを馳せるのも楽しいし、キューバ人はとってもフレンドリーで陽気なので、みなさんに是非訪れてもらいたい国の一つです!

と言うことで簡単ですが情報として共有しておきます。

ご注意:入国できなくても責任は取りかねますので、あくまで自己判断のもとにお願いします!

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