長期旅では予期しないトラブルが降りかかることもしばしばですよね。
旅慣れない頃はもちろん、慣れが出てきてからの気の緩みでトラブルに陥ってしまうことも。
トラブルはいつ何時やって来るかわかりません。
私の事件は世界一周1カ国目であるタイで、バンコクから北端の町パーイに向かう前々日の夜、誰にも気付かれずにひっそりと起きていました。
【お金を下ろしたATMからお金を取る事に必死でカードを取り忘れる】
そんなこと起こり得るの?とお思いの方もいらっしゃるかと存じます。
わたくし常習犯でございます(人生3回目)
そして2日間気づく事なく過ごす平和ボケっぷり。
しかし気づいた時には2日間経ってしまっており
加えてバンコクから約800km離れた北端の町に来てしまっていた。
キャッシュカードが見つかるとは考えづらく
代わりのカードを日本から送ってもらうことにいたしました。
(情報;2016年9月時点)
事に気付いた私は慌ててカードを止めて、口座を空にしました。
そして母に泣きついて電話をかけます。
母が代わりのキャッシュカードを、タイの中央郵便局まで送ってくださいました。
発送元は群馬県ですので、地方にお住まいの方でも参考になるかと思います。
しかしまず前提として、
キャッシュカードは国によっては郵便で送れない禁止物品となっている場合があります。タイの場合は当時禁止物品には含まれていませんでしたが、送る前に必ずご自身で確認をお願いします。
禁止物品に含まれていなくとも、キャッシュカードを郵便で送るのは非常にリスクが高い事を理解しておいてください。
実際に送る際には全て自己責任でお願いします。
今回私は運良く何事も無く手元に届きましたが
タイでは国際荷物の郵便の関税が厳しいようで空けられる事もしばしばだとか。
万が一カードが紛失してもダメージがないように口座は空にしておくなど
自分でリスクマネジメントをしてください。
今回使用したEMS(国際スピード郵便)は保障がついていますが
キャッシュカードの場合は万が一保障されても
再発行手数料1000円くらいがいいところだと思います。
さて郵便の流れですが
バンコク中央郵便局へ局留めで送る。
→パスポートを携えて取りに行く。
これだけです。
EMS(国際スピード郵便)にて発送します。
送るものの種類によって伝票が異なるようです。
今回はカードの封筒ごと送ってもらって
書類と言う扱いにしました。母上が頑張って記入してくれました。
宛先は
名前(ローマ字)
G.P.O Post Restante Bangkok
Post Code:10000
国名:Thailand
電話番号:+66-2233-1015
事前に調べた感じでは品物を送る場合にはもっといろいろと記入事項が多かったように思います。インボイスといって税関申告書も必要ですが、書類の際はインボイスは必要ないようで心配していたわりにあっさり送れたようです。
料金は1400円でした。
事前情報では900円となっていたのですが、値上がりしたのでしょうか。
電話番号や郵便番号はネットで拾ったもので正しいかわからないのですが、届いたのでよしとします。
★郵送結果★
2016年9月12日 14:58 群馬県某郵便局にて受付。
→2016年9月15日 バンコク中央郵便局保管状態に
はんや。
ちょっと思ったより早くて逆に焦りました。下手したら国内郵便より早いかも?
保管状態になった時に私はまだ遠方の町にいたため、取りに行ったのは保管状態になってから2週間後でした。保管期間は1か月あるようですが、なるべく早く取りに行ったほうがいいでしょう。
バンコク中央郵便局はBTSではサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)が最寄りです。正直あまり最寄ってはいません。歩いたらそこそこありました。
グーグルマップ上では「Grand postal building」となってますね。
ちなみにMaps.meでは「Bangkok General Post Office」となっていてこっちの方がわかりやすかったです。
道の外から見えるようにEMSの看板がありますので一目瞭然です。
見にくいですが営業時間です。
正面の建物に入って「EMS!」と騒ぐと受け取りか発送か聞かれます。
受け取りだと伝えると隣の建物へ案内されました。
受け取れそうな予感しかしませんね。
日本の郵便局みたいに番号もらって待つ式
かと思いきやEMSの受け取りは別デスクでした。
知らないで結構待った私、、、
しかも受け取りデスク誰もいないし、、、
やきもきしているとようやく担当が現れ、ナンバーを教えろと言ってきます。
ナンバー?
よく考えたらわかる事ですが宅配便も伝票番号みたいなのありますよね。
あれです。
上の伝票の写真では差出人の上にあります。13桁。
聞くの忘れてた〜(白目)
名前でなんとか探してくれ絶対あるから!とパスポート片手に得意の喚きに入りますが担当は出来ない無理だの一点張り。
母に確認せねばわからずWi-Fiはないのか!と引き続き喚くも無いの一点張り。
ここで一般窓口の優しそうな担当さん(メガネ)に状況を説明します。
するとどうでしょう。自分のアカウントを貸してくれて
Wi-Fiを繋いでくれたではありませんか。
ありがとうメガネさん。
捨てる神あればなんとやら。
ということで番号が無事手に入り
それからものの数分で私の手元にキャッシュカードが届きました。
空けられた形跡もありませんでした。
手数料として1バーツを払って、任務完了です。
てか手数料1バーツって。
以上がキャッシュカードをEMSでバンコク中央郵便局へ送った時の記録になります。
緊急の際の参考にしてみてください。
みなさんのトラブルが解決しますように。