私の経歴なんかについて綴ってみたついでに旅への抱負っぽいことなんかを。
私は学生時代にシュウカツに飽きて旅に出たことがきっかけで世界に興味を持つようになりました。→旅の起源の話し
私ってちっちゃい世界に生きてるんだな、と思ったらもっともっといろんな世界を知りたくなって、気付けば目標となっていた世界一周。それまでは一生日本で暮らすし英語とか及第点でも全然問題なし、と考えていた私。後ほど痛い目を見ることに。
大学卒業後テレビ業界の末端で奔走するも
これは関西人の言う「アカンやつや」(関テレ系列でした)と早めに気付いて1年で離脱。
この一年はなかなかに壮絶でありましたが、私も容量悪いし社会を舐めていたので仕方がないと思います。若気が至り過ぎていて恐縮です。
8割怒られるのが仕事と言っても過言ではないAD時代に唯一褒められたのが
カメラワークでした。もともとカメラが趣味だったこともあり、仕事に出来たら楽しいだろうなと思い、求人を探します。
そこで目に留まるこの一文
正社員募集、カメラマン経験者優遇、着付け•ヘアメイクできる方優遇。
全く当てはまってないけど楽しそう。
受かるわけないけど楽しそう。
当時金髪だった頭に黒髪カツラを被って面接を受けたこのスタジオに有り難くも拾って頂き、スタジオフォトグラファーとして都内で子どもの写真を中心に家族写真やら撮っていたこともあり本格的に写真をはじめました。
働きはじめてからずっとお金を貯めていてシェアハウスに住んで節約生活に励んでいたのですが、なんとそのシェアハウスで一念発起して買ったボディ+レンズ合わせて40万円ほどのカメラを盗難される笑えない事態に遭遇。←大泣き
シェアハウスは六本木だったので麻布署に対応をお願いしますが、麻布署も暇ではないしシェアハウスという特殊空間での盗難にはあまり取り合ってくれず、独り捜査本部で頑張ること8ヶ月。なんと犯人確保。
事件解決!
晴れて世界一周!
かと思いきや
語学習得という名目で渡ったオーストラリア。
長くても半年滞在と思っていたところ意外に稼げてしまうことが判明し
稼いだお金でレンズ沼にハマって散在50万円ほど。
オーストラリアだって世界の一部だし練習ということで放浪
ビザ1年延長
とかやってるうちに1年半経過しました。
当初の計画では世界一周を終えている頃合いに
ようやく歩みを進めることになりました。
本当はもっと若いうちに世界一周しておきたかった。
そういう感情もあります。
もちろん若ければ若いほど、インパクトとしては大きなものになると思います。
でも私は社会人を経験して、日本社会での個々の在り方とかを考えられるようになった。オーストラリアに住んで語学も習得できて他国民の意見も聞くことが出来るし、お金も貯まってカメラ機材を揃えることが出来た。万全の体勢で望める今のタイミングに悔いはありません。
きっと若いうちにする世界一周とはひと味ふた味違った旅にすることが出来ると思っています。私が初めて一人旅をした22歳、その時に旅に出ていたら。好奇心の固まりだった私はきっとずんずん進んでいったことでしょう。エネルギーには満ちていました。でも、私には考える力が足りなかったと思う。客観的にそう思います。世界一周してきた!絶景見てきた!すごかった!その先に何か見出せるのか。若い私に出来たかはわかりません。
もちろん今の私に出来ることかもわかりません。
でも22歳の私とのひとつの違いは、見出したいという願望があることです。
早く答えを出すことが全てではありません。
考えれば考えるほど、悩めば悩むほど、出て来た答えに自信が持てるはずです。
その意見が合っているとか間違っているとか、見解は様々にあると思います。
重要なのは自分が出した答えに胸を張れるかどうかです。
信念を持って説明できるかです。
考え続けていこう、考える旅にしよう。
そう思って歩み始めます。
2016.10
同意です!経験を重ねたからこそ感じる事が出来る事も多々あると思います。
私は基本引きこもりなんであんまり感じる事多くないんですが笑
そして考える事の重要さ。
私は自分で答えを出す事が大切だと思います。考え続ける事によって見える事がきっとある。本当に必要な答えはネットに落ちてない方が多いから。
BANさん
コメントありがとうございます。
でもどうしても、あの頃感動をもう一度味わいたかった!!という雑念は消えません笑
悩んでいるときは人の話しを聞くのも参考になりますよ。そのほうが選択肢は増えることが多いです。
得に私は頭の固い人間なので、、、
しかし多くの選択肢を持ってかつ、その中から自分の考えを導くべきだ、ということですよね。
鵜呑みにするのは良くないですが、私は結構人の話もありがたくいただいています。