こんにちは、やっと予防接種の全過程を終えたのでアジアからおさらばしようか激しく検討中のあらまきです。
今回はバンコクのローカルバスが未だに理解できない、という他愛もなくしょうもない内容です。トラブル度は★☆☆☆☆くらいです。情報度は☆☆☆☆☆です。
参考画像:カオサンのローカルバス
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かも、しれません。
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医師の忠告などに耳を貸す余裕もなく勢いで病院から帰ってきたはいいものの、副作用の恐怖にそれとなく苛まれていた愚か者一名、そうだ、わたし体だけは丈夫だったわ。と思い出すまでなんと1日を要すことになってしまいました。
気づいてしまうと途端にホステルでじっとしていることが億劫でたまらなくなり、離島に滞在している友達のことを思い出しました。暇だし、会いに行ってこよう、思い立って宿をチェックアウトしタオ島までのバスに乗れるカオサンロードに向かいます。
カオサンロードには最寄駅がありませんので、ローカルバスで向かおうとバス停に立ち、お目当の番号を待ちます。
が、一向にお目当の115番のバスはやってきません。次から次へとやってくる77番を見送りながら辛抱します。私は余裕を持って2時間半も前にホステルを出ているのでここでの焦りは一切ありません。もう少し待てば、来るずなんだから。
、、、、、、、、、、、。
20分待ったあたりから悟りの境地へ達していた私は45分待ったところでようやく悟りの境地から脱し、仕方なく77番のバスに乗ることにしました。
集金のおばちゃんに「カオサンロード‼︎」と勢いよく告げるとしばらくして
「ここでおりて前のバスに乗りなさい!」と言われました。確かに前方を走行しているバスは見受けられます。ちなみにここは片道3車線、一番奥の斜線です。バス停でもなんでもない、ただの片道3車線の道路上なのです。
乗れるかよ。
咄嗟にそう思ったのですが、ここはバンコク。できないわけはありません。おばちゃんが言うんだから、できないわけはないのです。
そうこうしているうちにおばちゃんからの指示を受けバスのドアは私の為に開かれていますので、もう降りるしかないのです。片道3車線の道路の真ん中に。
降りたら前のバスをめがけて一直線に走ります。バンコクの道路は性懲りもなく渋滞していますので案外あっさりと前のバスに追いつくことが出来ました。そうです、おばちゃんが言うんだからできないことはないのです。私の常識が如何に狭いものかが露呈されてしまいました。乗る時もあっさりドアを開けてくれたので、このような乗り換えはバンコクでは主流なのかもしれません。
無事に乗り換え、また「カオサンロード!」と告げておきます。
しばらくすると「ここで降りて、53番に乗れ!」と集金のお兄ちゃんが言ってきました。幸いにもここはバス停です。もう路上で降ろされても平気になった私にとっては物足りないくらいの展開です。
言われた通りにバス停で少し待つと53番のバスが来ました。意気揚々と乗り込み「カオサンロード!」と猿の一つ覚えの如く告げます。するとどうでしょう。
「このバスはカオサンには行かないよ、1番に乗りなさい」
なんでじゃ。
先ほどまでの余裕は吹き飛び混乱する私。何を隠そう私は先ほど1番のバスから降りてきたばかりなのです。そんなの納得いきません。行ってもらわなければ困ります。
「1番の人がこれに乗れって、、、」
もごもごと抗議するも行かないものは行かないようで、説明するものめんどくさい、と言った感じで私を残して53番は去っていきました。途方に暮れている私にトゥクトゥクが話しかけてきます。100バーツでいいよ。と。
参考画像:トゥクトゥク
ローカルバスの運賃は10バーツ前後。そんな話に乗ることほど愚かなことはありません。しかし今日の夜行に乗れなければスケジュールが押してしまう。絶妙に乗ってしまいそうなタイミングで話しかけてくるこいつはプロなのかエスパーなのか。。
時計に目をやるとまだ30分ほど時間はあります。諦めるのはまだ早いのです。そしてこのままローカルバスに惨敗するわけにはいきません。そうなるともう私には1番に乗る選択肢しか残されておらず、トゥクトゥクをあしらって本当に釈然としませんが次にやって来た1番に乗り込みます。
「カオサンロード?」
何故か疑問系になってしまうほどの心境の私に集金のおばちゃんが頷きます。
行くんかい。
なんなのさっきの乗り換え未遂なんなの。
また料金を徴収され内心穏やかではありませんがひとまずカオサンロードへの道は繋がったようで安堵し席に着きます。
そしてしばらく車窓を眺めていた私ですが
一向にカオサンロードに着く気配はありません。
トゥクトゥクに乗っておけば良かった、、、
そう考え出した頃におばちゃんがいいます。
「ここだよ」
嘘つけよ?
オフライン地図を握りしめていた私にはわかります。ここはカオサンロードからは少なめに見積もっても1キロは離れていました。
「遠すぎるよ!」
思わず抗議しましたが
「ここから逆に曲がるからもっと遠くなるよ」
もう何がなんだかわかりません。
渋谷にに行きたかったのに、代々木公園で降ろされてしまったんです。ここから表参道方面に曲がって、六本木に向かうからここで降りないと遠ざかる一方だよ?的な。
ああ、でもそう言うことですね。東京に置き換えてみたらなんだかしっくり来た気がします。今になってしっくりきました。結果15分ほどぶつくさ言いながら歩き、深夜バスにはギリギリ間に合いました。ローカルバスには惨敗したということになりますが。。バンコクには魔物が住んでいる、そう確信して止まない私です。でもそう言う意味で、バンコクは非常に面白い町だと言えるでしょう。ローカルバスを制すものはバンコクを制す!制する必要がある場合は頑張ってみてください。
私は、遠慮しておきます。